2011年12月22日木曜日

放射線量の測定結果について

放射線  放射線防護の線量の基準の考え方
2011年12月14日

放射線量の測定結果について(報告)

 さる12月3日、印西市から測定器の貸し出しを受けて、自治会として美瀬地区内(主に地区の外周と公共スペース)の放射線量の測定を実施しました。

 結果は次のとおりでした。市の行っている測定数値とあわせて参考にしてください。

 1 2番地-3付近の東側地先(農道に下りていくT字交差点の歩道花壇) 0.269

 2 8番地-9付近の東側地先(仮塀手前の空地) 0.304

 3 14番地10付近の東側地先(L字曲がり角の仮塀手前の空地) 0.287

 4 11番地-1付近の南側地先(印旛支所前空地の北角) 0.295

 5 18番地10(自治会防災倉庫用地) 0.248

 6 21番地-2付近の北消火水槽用地) 0.225

 7 美瀬の林公園入口門 0.217

 8 美瀬の林公園砂場 0.137

単位はμSvh(マイクロシーベルト/毎時)で、1時間当たりに換算した値です。

 (注 Sv(シーベルト)は放射線の人体への影響を測る単位です

      1Sv1000mSv(ミリシーベルト) 1mSv1000μSv(マイクロシーベルト)

 (注) 通常でも人間は自然界から年間2400μSv浴びているらしい。

 (注) 自然被曝、医療被曝を含めない被曝限度量は、年間1000μSv

※ことば:被曝(ひばく)・・・放射線にさらされること。

<東京都健康安全研究センターのホームページより>

 一般の人が受ける放射線量としては、国際放射線防護委員会(ICRP)が2007年に勧告を出しており、その中で、一般の人に対する放射線量の指標を3つの範囲で設定しています。緊急時は20100 mSv、緊急事故後の復旧時は年間120 mSv、平常時は年間1 mSv以下としています。

 国の原子力安全委員会においても、この勧告を踏まえた考え方を示しています。(平成23411日原子力安全委員会資料「放射線防護の線量の基準の考え方」・・・上図参照)

いずれの地点も地上高20cmで測定。

 (注 市の指定測定位置は地上高1mとなっていますが、この日は激しい雨が降っていて放射性物質の空中浮遊は少ないと判断して、できるだけ地上に近いところで測定しました。

いずれの地点も3回ほど測定し、最も高い数値を取りまとめました。 以上

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